王統と男系での継承の始まり

古墳に埋葬された人骨などを調べている清家章氏によると、河内王朝以前は女性の埋葬者も多かったそうです。

女性の首長が多く存在しました。

ところがその後、古市・百舌鳥古墳群が築かれる河内王朝の時代となると

ほとんどが男性へと変わっていきます。4世紀後半のことです。

この現象は「なぜ男系への継承となっていったのか」を検討する際に大きな鍵を握ります。

「倭王 ヤマトの源流」ではまず事実を知ったうえで記紀が男系に拘った理由を検証していきます。

「倭王 ヤマトの源流」斉藤登著 つむぎ書房刊

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